やあどうも
赤メタに続いて今度は銀メタについて語ってみるよ
この形のメタニウムは大好きだからね♪
ちなみに赤メタを熱く語ってる記事はコレ↓
https://www.anahazetaro.com/entry/2021/11/04/172139
それでは早速一緒に見てみよう!
はい
皆さんご存知の97メタニウム通称「銀メタ」
見た目がやはりカッコイイ!!^_^
ボディーは赤メタと同じなんだけど、色やら細かい所が変わってる
そこがこの銀メタのカッコいい所でもあるかもしんない♪
でもね
先に言っておくと、ワタクシ的には赤メタの方が好きだしカッコいいと思ってるw
なので所々に赤メタと比較してる部分もありませう
まあ個人的な意見だからね
おんまり気にしないでおくんなまし♪
とりあえずスペックのおさらいをしてみるよ!
ギヤ比 6.2:1
重量 235g
ボールベアリング 5個
ローラーベアリング 1個
糸巻き量 3号140m 4号110m 5号90m
よく他のインプレ記事とかで糸巻き量が4号100メートルだの書いてあるけどそれは間違い!
本当のスペックは上のやつだよ!
とまあ
基本的なスペックは赤メタとあまり変わらないね
でも、性能面で大きく変わったのがこの虹色のスプール!
ただ虹色になっただけではないぞ
色だけで性能が変わる訳かないw
とりあえずボディーから取り外してみようか
見れば分かるから♪
ほれ
左のシルバーのスプールが赤メタので虹色がこの銀メタのスプール
すぐに分かるでしょ?
そう!
銀メタのスプールはベアリングが付いてないの!
でもベアリングの数は赤メタと同じなはず、、、
この分のベアリングは何処へ行ったの?
安心して!
ここに居ます♪
金色のピニオンの周りをみて!
そこにベアリングがピニオンを保持するようにハマってるでしょ
ここにありまする(^^)
コレによって何が変わるか?ってゆうと、金色のピニオンがスプールの軸に擦れなくなるの!
赤メタの時は金色のピニオンがスプール軸で保持されている状態だったから、キャストする時にピニオンが軸に擦れて抵抗になってた
でも、銀メタからはその抵抗が無くなってめちゃくちゃ回転性能が良くなったの!
そりゃあ比べたらまさに一目瞭然!
なが〜い時間銀メタのスプールの方が回ってる
重たくて慣性で回ってるんじゃ無いよ
明らかに抵抗が無くて長い時間回っているの
指で回す程度の抵抗じゃ分かりにくいかもだけど、スプールが回り始める時の初速にも影響してくるよね
軽いルアーを投げた時なんかに、ほんの少しだけ明らかに違いがわかるよ
そしてスプールの抵抗が少なくなったのはそれだけじゃない!
スプールに付くベアリングが一つ減ったのも微々たるもんだけど影響あるんだな!
まあ、現行のベイトリールなんかでは当たり前の事なんだけどね^^;
そしてそのギミックが確立されたのもこの銀メタからなんだ
このリールが出た時にはそりゃもう涙ちょちょぎれる斬新な事だったのだよ♪
釣りロマンで流れるCMも堪らなくカッコよかった!
ちなみにコレに一言つっこみたいダイワ派の意見もよ〜くわかるよ
そもそもシャフトなんか短くすればイイじゃない!
って言いたいんでしょ?
ちょうど同じくらいの年代にダイワがチームダイワXってゆうの出してたよね
そのスプールは、メカニカルブレーキからスプールの縁くらいの間までスプールのシャフトとは別のシャフトがはいっている
それによって、そもそもスプール軸にピニオンが干渉しないようになっていた
そればかりか、シャフトが短くなる事で重量も軽くなるよね(^^)
ちなみ現行のベイトリールも、シマノはスプール軸が長くてダイワは短い
一見ダイワの方が合理的な感じがするけれど、シマノが軸を短くしない理由はちゃんとあるんだ
それはね
スプール軸の精度が高い事が前提として、両端の2つのベアリングのみでスプールを支持した場合、軸が長い程スプールのブレが少ないの
もともとベアリングなんて精度が高いからガタなんて無いと思うけど、本当に無いと思ってる?
どうだろうね〜 笑
そしたらベアリングのインナーレースとシャフトの間のガタはどう?
一見無いように感じるよね
でも
どうだろうね〜 笑
精度がめちゃくちゃ高くて全くガタってゆうの?クリアランスってゆうの?
そうゆうのが無かったら、ベアリングのインナーレースにシャフトがスコスコ入るかな?
どう思う?
ガタは無い!
って意見の人はすこ〜し疑心暗鬼になってきたんじゃないの?(^^)
それはもしかしてガタが無いんじゃなくて、感じないだけ
本当は手の感覚では分からないガタがあるかもよ?
どう?
それでもガタがない!って言い切れる?
(^_^;)
まあ、そのレベルでもなるべくスプールのブレを少なくする為にシマノはシャフトを短くしないんだよ
ちなみにここで言ってるシャフトのブレ、スプールのブレって分かるかな?
分からない人は長い棒と短い棒を用意して、2本とも片側だけ同じ高さに上げてみて
短い方が角度がキツくなってない?
それが今いってたブレってやつね!
その角度が付くブレがスプールの回転中にバランスを崩して高速回転時の失速に繋がるんだよ
シマノは微々たる重量を削ぎ落とす事よりも、その精度を優先してベイトリールを作ってる訳だね!
流石は世界のシマノ!!
でも、そんな微々たるブレなんか全然気にしないよ!
そもそもそのレベルのスプールのブレなんて実際の釣りに影響ないでしょ!
ってゆう意見もよ〜くわかる!
実際そんなに体感できないんじゃない?
自分もそこまで実際には影響無いと思ってるw
まあ、そんな拘りが銀メタには詰まっているのだよ
その精度を高くしよう!って心意気がいいじゃない(^^)
あとは性能面で特に語る事はないけれど、、、
見た目で語る事はまだまだある♪
まずこの色!
シルバーとガンメタのツートンカラーにさっきも語った虹色のスプールが堪らなくカッコいい(^^)
機械だよ機械!
もうね、メカって感じがメチャンコする!
スコーピオンレッドもカッコいいけど、この色はこの色でまたカッコいい!
そしてハンドル!
今までセンターにあったナットや、そのカバーが無くなってツルンツルンのハンドルになったよ!
もともと赤メタの時からボディにネジが見えなデザインになってたし、計算された芸術的なボディラインともマッチしている!
これはもう本当ね
釣りをする為のオモチャじゃなくて
釣りをする為の道具、リールのデザインだよほんと
メチャンコ美しい!
だけどね、残念なのがドラグ
ドラグを回した時のクリック音が無くなったの( ; ; )
ツルンツルンのハンドルを付けるのにスペースが無くなって、クリック音を出すパーツが入らなくなっちゃったのかな?
コレはイカしてない!
代わりにテンションをかけておくプレートが付いているけど、赤メタと比べてなんか安っぽい感じになってしまった
やっぱり高級感を出すならドラグのクリック音は必要だよね!
あとボディーのネームプレートも
このメタニウムからバンタムの文字が無くなっちゃった、、、
スコーピオンって文字だけでもカッコいいんだけど、なんか少し物足りないような、、、
だけどこの銀色のシンプルなボディーには似合ってるのは確かなの
でもね、なんかこう、、、
少し安っぽい感じにもなっちゃってないかい?
もう少し高級感あるネームプレートにして欲しかったw
レベルワインダーはボディーの色に合わせて外側の縁がシルバーになってるね
ハンドルノブはボディーの色に合わせたのかスモークカラーに
全体のデザイン的にはボディーの色とマッチしていて良いんだけど、なんとなくコレも安っぽい雰囲気に
ボディー横のメタニウムって筆記体のプリントはカッコいいよね!
と、まあ
そんな感じで全体的に評価すると性能面では現行のリールとそこまで変わらないって事で、全然現代でも通用するスペックを持ってる
そしてデザイン、質感もそれなりにいい感じ
つまり昔のリールでありながら今でも充分素晴らしいリールって訳♪
みんなも未だに普通に使ってる人なんていくらでも居るでしょ?
しかも今ならカスタムパーツがいくらでもあるみたいだし
だけど、、、
自分的にはドラグのクリック音やハンドルノブ、ネームプレートなんかが赤メタの方が良いなあ〜って思ってて、この銀メタより赤メタの方が好き♪
あのスコーピオンレッドも結構気に入ってるし、何よりスコーピオンって「赤」ってゆうイメージが自分的に強いのね
だから性能面で劣っていても自分は赤メタが好き♪
そしてこの銀メタに合わせる竿はやっぱりコレだよね!
同年代に発売されたスコーピオンXT
凄く濃いパープルのブランクスに先端まで編み上げられたハイパワーX構造
ツヤツヤシルバーのフロントグリップ
まさに銀メタとマッチングさせる為のロッドだよね!
メチャンコカッコいい!!
ガイドはゴールドサーメットじゃないけど
全然こっちの方か似合ってる(^^)
この時代になるとゴールドサーメットガイドはもう古いガイド扱いだったな
ケンクラフトの竿には使われてたけど
とりあえず銀メタで書きたい事はこんな感じ
みんなは銀メタどう思ってる?
自分はさっきも書いたように総合的には未だに良いリールだと思ってるよ
今は赤メタメインで使ってるけど、そのうち気が向いたらこの銀メタも使うかもしれないかも(^^)
まあ今回はそんな感じ
ちなみに銀メタが活躍してるボクチンの動画も貼っておくね♪
銀メタ好きはみるべし!
おしまい♪